物理的にも心理的にも、この余裕があって働きがあるものですよね。
スライディングブロックパズルなんかはそれを正にカタチにしたもので、手狭なところに陣取ったところで助走もとれやしない。最大活用、整理整頓、応用への試み、すべてをとってみても余裕があるところに自分の方法を一時的にも取り置けるから、対処や冷静な判断を紐つけることが出来るんだと思ってます。

だからして、急ぐことを良しとは思わないし、何かにつけただただ詰め込む事も効率的とは到底思わない。「誰が為」とはよく言ったもので、何をするにつけてそこに「自己」を見失う時点で何も得られるものはないんですよね。
振り返れば、忙しい時にこそ時間の流れはもの凄く早い割に、その時間をしかと咀嚼している事は皆無のようにも思います。


けして手を抜くだとかそういった材料として扱って欲しくはないんだけれど、そういった働きを生むための余裕をどうにかして作るという作業は、生活する上でその目の前にあるやらなければいけないことを同じくらいの価値として扱われるべきだと思ってます。
それが結果として自己をキチンとしたカタチでアウトプット出来ることにつながるし、俯瞰から間違いを極力抑える事が出来る。そしてそのペースアップ、即ち改良を見込める構え方ってそういった余裕が無いと生まれ得ないことだと経験上思うから。

目の前の事に集中することを良しとするのも一理あるとして、その集中を一見遠回りに見える「余裕」の追い風にのせる事で、今まで以上の効果を見込める事、想定以上の効果を望めること。そういった心持ちで何ごとにも臨む事を大切に、生活を育んでいきたい。そう思ってます。

2014年は「余裕」をもつことを念頭に。己のため、ひいては受け手のため。
こまめにブログも書かなきゃね;P